出産を経験されて腰痛に悩んでいるという女性は多くいらっしゃいます。その理由の多くが出産により骨盤の歪みだといわれています。
こちらでは出産後に骨盤矯正を受ける利点についてご紹介いたします。
骨盤の特徴について
骨盤は通常、開いたり閉じたりしていますが、妊娠すると通常よりも大きく開くようになります。赤ちゃんの成長にあわせて骨盤は開いていき、赤ちゃんが産道を通りやすくしているのです。
そして、出産を終えてしばらくすると、骨盤はもとの位置に戻ります。
しかし、出産後に身体の痛みに悩まされている方は、この時に上手く骨盤が戻らず開いたままの状態になっているのです。
骨盤が歪むとどうなるのか
妊娠中に増加した体重は、出産後しばらくはもとに戻りにくくなります。重くなった身体は、当然足腰への負担になります。
さらに骨盤が開いている状態ではその負担も大きなものになってしまうのです。また、赤ちゃんを抱っこする時に腰を反らしている方が多く、この体勢も腰に負担をかけ腰痛、さらにX脚やO脚を招く原因になってしまいます。
このような症状が産後にあらわれたのなら、骨盤の歪みを疑った方がいいかもしれません。
痩せにくくなる
骨盤が開いたままの状態だと、出産の影響によるお腹のポッコリや、脚の太さが改善されずそのままになる恐れがあります。
産後ダイエットは、出産から6ヶ月以内に行うのがポイントです。6ヶ月を過ぎると骨盤の開きや周囲についた脂肪が定着してしまうため、痩せにくい体質になってしまうのです。しかし、産後1ヶ月は身体も安定していないので、ダイエットをするのは避けましょう。
産後1ヶ月後～半年をめどに、早めに骨盤矯正を受けることをおすすめいたします。
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